モノクロ世界と色眼鏡

不安が ときどき 視界に黒いシミを落としていくので


ありのままのあなたを そのままに みれなくなってしまう


お互いに




あなたを色眼鏡で見てしまうのは
過去の あなたの不安 過去のわたしの不安 
 そして今の 誇大化した かってな妄想




もしかしたら


いい思い出も 素敵な光も
わたしの瞳に 黄色い色を落としていくのかもしれない




こころは何時もカラフルで
たとえどんな色でも




汚い色なんてない。




色んな色が 移り変わって通り過ぎてゆくのを眺めながら




でも 何時も 透明でありたいなって おもう ふたり




.・・・‥‥‥‥‥‥・・・・‥‥・・‥・・・‥・・・・・‥‥‥・・.




ほんの一瞬 ほんの一瞬


本当の光が ふたりの心を射した




        ..・・・




わたしたちは そのことを 知っているから。






またまわって 裏側を通って  


また 辿り着くだろう




見えない 


月の裏側は


確かに存在している




どうしたら あなたをまるごと包むことができるのかなんて
考えていること自体が エゴなのかもしれない